あなただけのcolor
帰り道…
なんだかいつも繋いでる響の手は今日は熱い…
私が熱いのかな…
チラっと横目で響を見た。
いつもの響だ…
私はお昼の響の顔を思い出した。
男なのに艶っぽいような色っぽい目で私を見つめてキスする…
後は目開けられなかったから全然見てないけど。
私が男だったら我慢できないはず……なんて。
それくらいだったんだもん。
「…いい?沙来」
「えっっ?」
「少し公園で話しない?時間いい?」
「うん!大丈夫だよ!」