あなただけのcolor
★ 響 ★
夜の公園は静かだった…
道の街灯より大きいから可愛い沙来の顔がよく見える…
ベンチに座った。
もちろん、手は繋いだまま…
「響、どした?」
沙来が顔を覗き込む。
俺は真っ正面のブランコを見ながら話した…
「実は……」
さっき俺が部室にいなかった事。
矢崎ってやつに呼び出された事。
付き合ってるのは沙来だって事。
大好きなんだって事。
途中、不安な返事する沙来…
でも話終わると良かったと言って笑ってくれた…
「あとさ、俺…沙来と会う前は結構遊んでた。言い寄ってくる女は拒まなかったし…適当に付き合ったりもした…」
「………」
「でも俺、沙来に会って初めて人を好きになった…初めて大切にしたいと思った……」
「だから俺、たまにどーしたらいいか分かんねぇ時あるし…ヤキモチ焼いたり…カッコ悪ぃな……」
「ううん、そんな事ないよ…」
「あんなだったから俺もしかしたら沙来を女の事で不安にさせるかもしれねぇけど、俺は沙来だけだから……ずっと…」
「…響ーー……」
「うん、私も響だけだから…ずっと…」
夜の公園は静かだった…
道の街灯より大きいから可愛い沙来の顔がよく見える…
ベンチに座った。
もちろん、手は繋いだまま…
「響、どした?」
沙来が顔を覗き込む。
俺は真っ正面のブランコを見ながら話した…
「実は……」
さっき俺が部室にいなかった事。
矢崎ってやつに呼び出された事。
付き合ってるのは沙来だって事。
大好きなんだって事。
途中、不安な返事する沙来…
でも話終わると良かったと言って笑ってくれた…
「あとさ、俺…沙来と会う前は結構遊んでた。言い寄ってくる女は拒まなかったし…適当に付き合ったりもした…」
「………」
「でも俺、沙来に会って初めて人を好きになった…初めて大切にしたいと思った……」
「だから俺、たまにどーしたらいいか分かんねぇ時あるし…ヤキモチ焼いたり…カッコ悪ぃな……」
「ううん、そんな事ないよ…」
「あんなだったから俺もしかしたら沙来を女の事で不安にさせるかもしれねぇけど、俺は沙来だけだから……ずっと…」
「…響ーー……」
「うん、私も響だけだから…ずっと…」