あなただけのcolor
★ 沙来 ★



暑い日差し…砂浜…青い海…

隣には響。

すーっごく恥ずかしかったけど響に選んでもらった水着はなんとかダイエットもしたおかげで…

ぶよぶよは前程じゃない…はず。

いや、それでも恥ずかしい…

これだけしか身につけてないんだからっっ!


チラ…



響…カッコイイよ…マジ…


いつも有り得ないくらいなのに…直視して見つめられたら心臓つかまれたみたいでキュンってなっちゃう…


細いけど筋肉ついてる身体…長い足と腕…


私この腕に、この胸に抱きしめられてるんだ…


ドキドキ…


「沙来、飲み物買ってくるから待ってて」

「あ、うんありがとう」


海ってだけでテンション上がるのに、響となんてクラクラ…


暑さのせいじゃない…







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