あなただけのcolor
はっ??
おいっ!!
沙来っっ!!!
ったく、何やってんだよっ!
ってかあいつ誰だよ、俺の沙来に勝手に軽々しく触ってんじゃねーよっ!
「オイ…」
走ってきたが、俺はあまりの怒りのせいか落ち着いて男を呼び止めた。
「あ〜?何?」
「こいつをどうするつもり?」
「はぁ〜ん、お前もナンパするつも……っっ!!」
ありったけの力を拳に込めて、ぶっ飛ばした!
砂浜に向かってダイブした男は無言で去って行った。
座り込んでる沙来の方へ目をやると…
やっぱり…
ポロっと瞳から涙を一粒…
「…バカ、何やってんの…」
「だって……」
やっぱり隙がある沙来の傍は離れるのは危険だ。
その後はずっと一緒にいた。
沙来の笑顔が背景の夏の海と合って最高だと感じた…
沙来、また海絶対来ような!