あなただけのcolor
私と響の夏休みは部活が中心だったけど、休みには地元花火を見に行ったりお祭りに行ったり…
一日一日が毎日が充実してた。
友香はバイト三昧らしく…気になる彼との距離が近づきつつあるらしい…
夏休みが勝負らしい…
一度お母さんがご飯にってあまりに強引だったから、家で食べた事もあった。
お父さんは残業になって対面は出来なかったけど…
部活の帰り道…
「沙来、今度のお盆の休みさ、中学からのやつらがみんなで隣町の花火行こうぜってうるさくて…どうかな?あ、彼女とかいるやつは連れてくるみたいだし…」
え、花火?隣町って綺麗だって有名…行きたいっ!
「…いいよ!行こっ!私今度は浴衣来てく!」
「サンキュー、沙来。で俺ん家で集合だから…家に来ない?」
「えっっ?…いいの?」
響の家に??
えっー!
嬉しい…!!
「この前は沙来ん家でご飯ご馳走になったし…昼ご飯俺が何か作るのはどう?」
……
響の手作りー??
へぇっ?
本当っっ??
響の口から次から次に出てくる言葉に驚きと嬉しさで…
「は、はいっ!是非お邪魔します!」
あれ?返事おかしかったかな…