あなただけのcolor
★ 響 ★




俺に抱いて欲しいだなんて、今にも噴火寸前でこのエロい手を必死に理性で抑えてるのに…


この可愛い声で言われたら理性なんかぶっ飛ぶ…


俺、相当我慢強いな…

だって沙来に嫌われたくえぇし…

優しく守ってやんなきゃ…


せめてそう言う沙来の顔を明るい所で見たかったなと思う…


でも俺は沙来がそこまで頑張って言ってくれた気持ちも大事にしたくて、



そっと抱きしめて


「沙来…今ここでする…?」




………



グゥゥーーー…



って、ん??


俺?

いや違う。


沙来のお腹だ。


そうだよな、お昼だし!


「もぉ~、なんで…恥ずかしいぃ…」



こんな姿まで可愛いと感じる俺。




「沙来ちゃん、お腹空いてるんだねぇ。お昼にしよっか?食べよう、な?」



結局、その後は二人でお弁当を食べたから”おあずけ”となった。



性欲を食欲に無理やり移動させて、美味しいお弁当を食べた。



愛情がたっぷり入ってる。



LOVEメガ弁当だ!!



なんて変なネーミングだ。



































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