あなただけのcolor
キンコーン。
午後の授業かそろそろ始まる。
「じゃまた部活でな…沙来」
「…うん、またね響…」
そういって薬指をちょんと触ってく愛しい沙来…
ドキン…
そんな可愛い仕草をされたらまた我慢していた欲が出できそうになる…
俺は沙来のサイドの髪を少し上げて、耳にキス…
チュッ……
「…っあん…」
グッとくる衝動を抑えて
「ばか、そんな声出すな…授業行けないだろ」
頭も体ももう全思考を停止させるのに必死。
「だって響がそんな所にキスするから…もう…」
「またここに来ような、この次は…だな?」
真っ赤になってる沙来の頭をトントン。
別れ惜しんで俺達は午後の授業をちゃんと受けた。
受けてるのは見た目だけで頭と体はすぐには戻ることは出来なかった。