あなただけのcolor




心もお腹も満たされた私。

胸の中はあったかい気持ちだ。

響はまた手を握っていてくれて

手もあったかい。



「もう少し寝てろ…あとで家まで送っていくよ…」


そう言って私の体を横にさせておでこにキス…



「なっ??」



目を細めて微笑む響に頭をトントン…



ドキン…



近付いた響の顔がゆっくり離れる…



「…響ぃ…唇にして…ほしい…」



少しだけ恥ずかしい気持ちはあったけど、して欲しかった…


私の弱点はトントンだ…


あれのせいだ…



響は一瞬だけ驚いた表情をしたけど、すぐに優しい目になって


ゆっくり響が近付く…



目を閉じる…



チュ……




やっぱり響の唇もあったかい…




響が大好きだよ…










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