あなただけのcolor



甘くて、熱くて、激しいキスは止めることが出来ないくらいで

沙来の息が荒くなっていくのが分かった。


「沙来、俺にもっと甘えて…」


「ん…響も私に甘えていいよ…」


甘えていいよって、

そんな事言われたのは初めてだった。

いつも女だちは俺に甘えてばかりだったせいかもしれない。

だし、俺は甘えるってどうしたらといいのかさえ分からなかった。


でも違うかもしれない、沙来に対しては…



「じゃ、沙来からキスして…」


「え…うん…」



俺の首に腕を絡ませて、背伸びをして可愛くキス。


「もっとだよ…」


俺は沙来の腰を両手でグッと支えて離れないようにすると

沙来は深いキスをしてきてくれた。


沙来のキスは柔らかくて、小さな唇で懸命に俺の唇を求めてる。

舌が遠慮しがちに入ってきて


ただされてるままの俺の唇。


でも右手は沙来のボタンを外してた。


そして胸へと手が進み、細い体の背中を通ってホックも簡単に外せた。


薄暗くても可愛い沙来の胸の形は俺には良く見えた。

触ると


「んっ…」


「フッ…可愛い、沙来」



そしてまた可愛い胸にもキスをした…














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