あなただけのcolor
★ 沙来 ★



フンフン〜♪


大きなキッチンで響と二人きり…

材料切ったり、茹でたり…


盛り付けしてっと…


あ、フルーツも切っちゃお!



「きゃっ!ちょ…ひびっ、き…」


「…ん、ダメ…」



後ろから抱きしめられて耳たぶをキスして軽く噛む。


首筋へとキスをする。



「あっ…ん、危ない…よ…」


腰に巻き付けられてた手が胸へ…


「だ、だめっ!」



ペシッッ!



空いてる手でえっちな響の手を叩いた…


「もぉ…準備してるから…ね!」


ちょっとだけ悲しそうな顔をして


「じゃ食べたらな!」


ニヤリと笑って軽くキスしてきた。



もう…心の準備があるんだからね!



前と変わらず、誰も居ない二人には広すぎるダイニングテーブルで美味しすぎるパスタを楽しく食べた。


そういえば、響のお父さんとお母さんって何してるんだろ…


「ね、響のお父さんお母さんって何してるの?」



「……食べたし、とりあえず片付けて部屋行こっか…」



「あ、うん。そだね…」



何だろ…


一瞬だけ表情が変わった気がした…









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