あなただけのcolor
★ 響 ★
俺は走った。
体育館から部日記取りに行くだけ…
彼女が待ってる部室に早く行きたい…
ただそれだけの為に…
彼女の為に。
「ごめんね、部日記あったから、今書いちゃっていいかな?」
「あ、はいっ」
「あ〜適当に座って」
「はっはい」
シーン…
俺のシャープペンの書く音だけが聞こえる。
俺のドキドキは彼女に聞こえてはいないか心配。
「本瀬さ、学校まで歩き?」
「はっ、はいそうです」
「そっか〜、じゃ家近いんだな」
「はっ、はい。あの、園田先輩は?」
「俺はバスだな。20分くらい。」
「バスは時刻決まってるたら寝坊とか絶対ダメですね」
「お〜そだな。ま、俺はこう見えて寝坊遅刻はない」
「うらやましぃ…です」
彼女の顔は笑ったり少し俯いたり…
不思議だ…
やっぱり俺、彼女が好きなんだ…
そうなんだ…
俺は走った。
体育館から部日記取りに行くだけ…
彼女が待ってる部室に早く行きたい…
ただそれだけの為に…
彼女の為に。
「ごめんね、部日記あったから、今書いちゃっていいかな?」
「あ、はいっ」
「あ〜適当に座って」
「はっはい」
シーン…
俺のシャープペンの書く音だけが聞こえる。
俺のドキドキは彼女に聞こえてはいないか心配。
「本瀬さ、学校まで歩き?」
「はっ、はいそうです」
「そっか〜、じゃ家近いんだな」
「はっ、はい。あの、園田先輩は?」
「俺はバスだな。20分くらい。」
「バスは時刻決まってるたら寝坊とか絶対ダメですね」
「お〜そだな。ま、俺はこう見えて寝坊遅刻はない」
「うらやましぃ…です」
彼女の顔は笑ったり少し俯いたり…
不思議だ…
やっぱり俺、彼女が好きなんだ…
そうなんだ…