あなただけのcolor



「本瀬、俺部日記書き終わったんだけど…暗いし家まで送るよ。」



自然に口から出た。



彼女を一人で帰せない。
と言うか、



一緒に単に俺が帰りたかった。




彼女はすごく驚いた顔してた。
目をパチくり。




「本瀬??」


「あっ、はっ、はい!」


「じゃ帰ろっか」


「ガチャ」




外は暗かった。
また静かだった。













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