あなただけのcolor
キンコーン。
放課後、友香は家の用事が出来たらしく休むみたい。
本当かどうかはちょっと心配だけど…
体育館は誰もまだいない。
いつもの仕事を一人でこなす。
先輩はまだみたい。
どーしたらいいかまだよく分からなくて…
どう返事したらいいか…
嬉しいのにいろんな変な気持ちが入り混じってた…
えっと…
お茶の準備とタオル…
ボールを出してっと。
ガラガラ〜
「あれ〜、沙来チャン一人?」
「あ、悠斗先輩。」
友香がいつも呼んでるからうつっちゃった。
園田先輩はまだ呼べなかったのに…
「あ、はい。友香今日用事でお休みします。」
「そーなんだ、あっ運ぶの手伝うよ」
「毎日本当頑張ってるね、ありがとうね」
「いえいえ」
「もう慣れたかな?」
「はい、みんな優しいし。」
「そっか、良かった。そーいえば沙来チャン、彼氏とかいないの?好きなやつとか…」
「えっ、彼氏いないです」
「そーなんだ、友香チャンも沙来チャンも可愛い〜からさ。」
「も〜可愛いのは友香だけですよ〜」
たわいもない話をしてた。