あなただけのcolor
★響★


昨日は思い返すと、チョット…



いやカナリ自分で驚いてる。



彼女の事が好きだ。


自然に口から言葉が出た。


顔を見られなくなくて抱きしめた…




また思い出すだけでドキドキする。


どーした俺って感じ…



今までに全くなかった感情が湧いてくる…


大丈夫かよ…俺。



今日部活で普通にしていられるか…



あれ??

悠斗は?


先に行ったのか…



そういえば、今日は三年と一年がいない日だったはず…



俺は体育館へ一人向かった。



体育館に入ろうとした瞬間……





「沙来チャン、好きな奴とかいないんだったら俺と付き合わない?」



はぁっっ??


何っっ??

聞き間違いかっっ??


あいつ何言ってんだっ??


おいっ、待てよっ!!




と、思ったものの今行く訳にもいかず、


沙来の答えも聞きたい。


俺も昨日聞けなかったから…









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