あなただけのcolor
★沙来★
ふぅ~、なんとか朝のHRまでに間に合った。
親友の友香がセーフで合図を送る。
それに合わせて私もOKと笑顔で答える。
一息ついたと同時に
「みんな席に着けー」
と先生が教室に入ってくる。
先生はたらたらと昨日も話したこれからの高校生活について話をしてた。
聞いてるつもりだったけど、全然
頭には入ってなかった。
これから何をしよ~ってカンジで考えてた。
キンコーン。
休憩時間になって友香が席まで近づいた。
「危なかったね~さっきは。間に合って良かったじゃん」
友香は今日も相変わらずキレイ。
髪はきちんと巻いてあるし、キレイな肌に
うっすら化粧していて、同じ一年生には見えない。
「ホント、入学早々ヤバイよね!ってか走って転んじゃったし!」
制服はまだすこし砂が残ってる。
「ねぇねぇ~、1コ上先輩の超イケメンの人知ってる?
この学校NO1だよ!秀才でスポーツ万能!完璧!!」
少し興奮気味に話をする友香。
友香にしては珍しい。
よっぽどなんだろう。
でも恋という経験の少ない私にとって
イケメンだの秀才だのと言われても
ピンとこない。
まさかこれが私の恋と関係あるなんて…
ふぅ~、なんとか朝のHRまでに間に合った。
親友の友香がセーフで合図を送る。
それに合わせて私もOKと笑顔で答える。
一息ついたと同時に
「みんな席に着けー」
と先生が教室に入ってくる。
先生はたらたらと昨日も話したこれからの高校生活について話をしてた。
聞いてるつもりだったけど、全然
頭には入ってなかった。
これから何をしよ~ってカンジで考えてた。
キンコーン。
休憩時間になって友香が席まで近づいた。
「危なかったね~さっきは。間に合って良かったじゃん」
友香は今日も相変わらずキレイ。
髪はきちんと巻いてあるし、キレイな肌に
うっすら化粧していて、同じ一年生には見えない。
「ホント、入学早々ヤバイよね!ってか走って転んじゃったし!」
制服はまだすこし砂が残ってる。
「ねぇねぇ~、1コ上先輩の超イケメンの人知ってる?
この学校NO1だよ!秀才でスポーツ万能!完璧!!」
少し興奮気味に話をする友香。
友香にしては珍しい。
よっぽどなんだろう。
でも恋という経験の少ない私にとって
イケメンだの秀才だのと言われても
ピンとこない。
まさかこれが私の恋と関係あるなんて…