あなただけのcolor


街灯だけの静かな道を歩く。



「本瀬、俺と付き合って大変な事あるかもしれない…でも守るから…」



先輩はそう言ってくれた。


「うるせー奴らに何か言われたら、俺に必ず話して…心配だし、泣かせたくないから…」



私は嬉しくてただ頷く事しか出来なかった。



先輩、大好き…って
ずっと思ってた。


家の前から
先輩が見えなくなるまで見てた。



先輩が私の事を想ってくれてるのが伝わる…



部屋に入って、友香にメール。


『先輩、優しい…カッコイイ!大好き!!』



あ、私先輩のメルアド聞いてないっ!


先輩とメール…
ドキドキ…

もちろんたくさんハート付けるんだからっ!

メールはもちろん全部保護!

肌身離さず24時間持ってたい…

離れてる時はこれがあるもん…




私はいろんな先輩を想いながらケイタイを握りながら眠りについた。




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