あなただけのcolor

家の前でいつものように
「またメールするから…」


「はい…」



また明日会えるのに…

手が離れない…


可愛い目で見られると抱きしめたくなる…


いつもは我慢できるのに…



でも

…今日は無理だった…




彼女の髪が頬にあたる…

小さい体がすっぽり俺の腕に入ってる…



俺と彼女のドキドキが一つになって聞こえる…


俺の腰をぎゅとする彼女がまた可愛くて…



…キスをした…


何度も…
何度も…

彼女の可愛い唇に…


彼女は目を閉じてる…

俺は愛おしい彼女の顔を見てる…


見ていたい…


俺の唇が離れたくないって…


柔らかい唇に俺は忘れないように何度もキスをした…



彼女の家の前だという事も忘れて…



…チュッ………









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