あなただけのcolor
午後の授業が終わって、みんな徐々にに教室を出ていく。



私も部活に行こうっと…



あっ、高田クン放課後になんか話あるとか言ってたっけ…



でもいない…


忘れてちゃったかな…



じゃ着替えて体育館へと行こうと教室のドアに来た時…





「ちょっと!!あなた本瀬サンだよね?」




女の子5、6人に立ちはばかれた。



一歩ずつゆっくり近付いてくる…私はゆっくり一歩ずつ後ろに下がるしかなかった…



「はい…そうですけど…」


教室は静まり返っていて他には誰もいない。




…ドンッ!!!




私はその一瞬の出来事がよく分からなかった…




ん??



手とお尻がひんやりとしてる。



私は何故か彼女達を見上げてる。




私、突き飛ばされたんだ…






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