あなただけのcolor
★ 響 ★



「おぃーす」


体育館へ入るとすでに後輩と先輩が何人かストレッチを始めてた。



三年は夏休み前の試合が最後って事もありかなり気合いも入ってる。


俺たちも負けずと練習に気合いが入る。



そういえば…


あれ……沙来がいない…




どした??



「おい、響。今日お前の声援少ねーな」



「別にいらねぇし!」



「そういえば、響ク〜ン、彼女とは上手くいってる??」



悠斗は小さい声で聞いてきた。



「当たり前!」



俺は自信満々に答えた。



今日の昼の事が少し頭を過ぎったがすぐに消えた…



俺は悠斗とストレッチを終え練習を開始した…






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