それでも世界はまわる -いつかの夢-
連絡を入れてから、面倒臭がる悠真を残し、四人で神楽家に向かった。
そこでもダイレクトに打ち明けたが、りおんが言った通り、反対されるわけなかった。
両家の合意が出たところで、式の話になる。
結婚式なんて、美佳とりおんは頭の隅にもなかったので驚いた。
「式を挙げるのが普通じゃろ」
すでに酔いの回っているりおん父が語り始める。
「そ、そうじゃけど、僕たちまだ高校生だし・・・」
「高校生なのに、お前らは結婚しようと決めたんじゃろ? 結婚するなら式を挙げる、コレ珍しくない」
「お金とか、かかるんじゃ・・・」
「そんなんは親が準備するもんなんじゃ!」
「てか学校辞めたくないし・・・」
「辞める必要ありゃせん! 実際の入籍は二年後じゃし、なにより結婚したら退学なんて校則はないぞー! たぶん!」
そこでもダイレクトに打ち明けたが、りおんが言った通り、反対されるわけなかった。
両家の合意が出たところで、式の話になる。
結婚式なんて、美佳とりおんは頭の隅にもなかったので驚いた。
「式を挙げるのが普通じゃろ」
すでに酔いの回っているりおん父が語り始める。
「そ、そうじゃけど、僕たちまだ高校生だし・・・」
「高校生なのに、お前らは結婚しようと決めたんじゃろ? 結婚するなら式を挙げる、コレ珍しくない」
「お金とか、かかるんじゃ・・・」
「そんなんは親が準備するもんなんじゃ!」
「てか学校辞めたくないし・・・」
「辞める必要ありゃせん! 実際の入籍は二年後じゃし、なにより結婚したら退学なんて校則はないぞー! たぶん!」