letter

あんずのお通夜は、クラスメイトや近所の人が沢山来て、その死を悔やんだ。

だけど俺は、ただただ呆然と立ち尽くしていた。

...とそこに

「由衣君...」

名前を呼んだのはあんずのお母さんだった。

「これ、あんずが由衣君にって」

差し出されたのは一通の手紙。

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