先輩！

今は電車の中が満員なので、他の人に押されて俺の横まで来た。

まだまだ乗客が入ってきて、俺と密着する形になった。

「わっ！ご、ごめんなさい…」

顔を赤くして謝るその子。かわいい…

「あ、おお…」

いいにおいがする～～～///

乗客は減らず、ずっとこのままだった。

その子は恥ずかしいのか俯いている。

しばらくすると、その子が俺の制服のスソをきゅっと掴んできた。

顔が真っ赤で今にも泣きそうな顔だ。

どうしたんだ？

その時、俺の手が動いた。