危ない保健医はサドだった




返事は返ってこなかった

ベッドに浅く腰掛け呂黒の唇にそっと触れる


「…ん」

その声にびっくりして逃げようとしたのに


足がもつれて崩れるように

コケそうになるあたしの身体が支えられた

腰には呂黒の腕

「大丈夫?」

「…うん」

恥ずかしすぎ!!

あたしを隣に座るように促すと













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