問題山積み
愛してください
タクシーから見る夜景が好き。
キラキラしていて幻想的で、胸が高鳴る。
首都高走ってる時なんて、もう、最高だよね。
そう思わせるのは夜景じゃなくて、今から向かう先でのことなのかもしれない…けどさ。
ちょっとお高めのマンションの12階。
その一室に、真也(しんや)は住んでいる。
家賃は誰が払っているんだろう、最初の頃はそんなことが気になってたっけ。
今やそんなこと、考えるだけ無駄。
オートロックを解除して貰って、私は真也の待つ部屋へと進む。
良かった、今日は可愛い下着着てるし。新品だし。真也の好きなピンク色のだし。
チャイムを鳴らすと、真也はすぐに鍵を開けてくれた。
「おー、早いね」
お洒落なTシャツに、ブランド物のジャージ。
流石はモデル、部屋着の格も違う。
「ダッシュで来ちゃった」
サークルの飲み会中、真也が「会いたい」なんて言うから、私は飲みかけのビールも放置してタクシーに乗った。
真也を待たせたくないからね。
キラキラしていて幻想的で、胸が高鳴る。
首都高走ってる時なんて、もう、最高だよね。
そう思わせるのは夜景じゃなくて、今から向かう先でのことなのかもしれない…けどさ。
ちょっとお高めのマンションの12階。
その一室に、真也(しんや)は住んでいる。
家賃は誰が払っているんだろう、最初の頃はそんなことが気になってたっけ。
今やそんなこと、考えるだけ無駄。
オートロックを解除して貰って、私は真也の待つ部屋へと進む。
良かった、今日は可愛い下着着てるし。新品だし。真也の好きなピンク色のだし。
チャイムを鳴らすと、真也はすぐに鍵を開けてくれた。
「おー、早いね」
お洒落なTシャツに、ブランド物のジャージ。
流石はモデル、部屋着の格も違う。
「ダッシュで来ちゃった」
サークルの飲み会中、真也が「会いたい」なんて言うから、私は飲みかけのビールも放置してタクシーに乗った。
真也を待たせたくないからね。