問題山積み
だけど、おっとりしたお姉ちゃんには、ちょっと頼りない感じ。
故に、彼女であるお姉ちゃんが合コンなんかに行くのが許せないのかもしれない。
それも頭に来ない?女は男の所有物じゃないんだ。
合コン行ったら必ず浮気に直結する訳でもあるまいし、そこまで規制される筋合いはない。
ま、お姉ちゃんがそれでいいなら、私はどうでもいいけど。好きにしてって感じ。
「それなら、亮君と行けば?」
「亮君は明日、飲み会だから…」
しゅん、と肩をすくめるお姉ちゃん。
駄目だ、もう相手にしてられない。
「あっそ。とにかく、私は行かない」
「えっ!?梓!?」
お姉ちゃんの慌てる声を今度こそ無視して、私は自分の部屋に駆け込んだ。
お姉ちゃんは、一人じゃ何もできない。
妹の私、友達、会社の人、彼氏――誰でもいいから、誰かと一緒じゃないと、何もできないしどこにも行けない。
故に、彼女であるお姉ちゃんが合コンなんかに行くのが許せないのかもしれない。
それも頭に来ない?女は男の所有物じゃないんだ。
合コン行ったら必ず浮気に直結する訳でもあるまいし、そこまで規制される筋合いはない。
ま、お姉ちゃんがそれでいいなら、私はどうでもいいけど。好きにしてって感じ。
「それなら、亮君と行けば?」
「亮君は明日、飲み会だから…」
しゅん、と肩をすくめるお姉ちゃん。
駄目だ、もう相手にしてられない。
「あっそ。とにかく、私は行かない」
「えっ!?梓!?」
お姉ちゃんの慌てる声を今度こそ無視して、私は自分の部屋に駆け込んだ。
お姉ちゃんは、一人じゃ何もできない。
妹の私、友達、会社の人、彼氏――誰でもいいから、誰かと一緒じゃないと、何もできないしどこにも行けない。