開国維新の洋魔戦記
九尾が去った後の穴の底は真っ暗だった。


『何にも見えないぞ』


手代木は手探りで穴の大きさを探った。


壁の同じ場所に着くのに二十数歩あった。


かなり広い。


『明かりが有ればいいのに』


辺りを見回しても明かりは無い。


かなりうっすらではあるがスサノオがいるだけだった。

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