開国維新の洋魔戦記
堕天使は槍を手代木に投げつけた。


手代木はそれを避けた。


槍が地面に刺さった。


堕天使は空を飛びながら次々と実体化した槍を投げつけてきた。


手代木はその隙を狙って飛び上がると堕天使に拳を上げた。


だが、空中では羽があるので、堕天使は簡単にかわした。


堕天使が猛禽類のような鋭い爪の足で手代木に襲いかかってきた。



手代木はその足を掴んで、堕天使を地面にたたきつけた。



もうもうと土煙が上がった。



手代木は足を離さず再び堕天使を地面にたたきつけた。



三回目にやろうとすると、手応えが無くなった。



堕天使は実体化を解いていた。

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