開国維新の洋魔戦記
警備隊長にもダメージがあるようで肩で息をしていた。


「さすがに、スサノオの力は侮れないな」


警備隊長が手を組んで呪文を唱えた。



地面に刺さっている実体化していた槍が変形して網のようになった。



手代木は網の中に閉じこめられた。


網を切ろうとした時、電流の様な刺激が流れた。



「オォー」



手代木は叫んだ。



全身が痺れて動けなくなった。



気を失って倒れた。



警備隊長が近づいてきた。



「全く、手間取らせやがって」



手にサーベルを抜いて持っていた。
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