開国維新の洋魔戦記
そこに、奈津美が入って来た。



「あんた達。

しっかりやりなさい。

とりあえず、飯の用意ができたわよ」



三人は、道場の隣の小屋で食事にした。


囲炉裏の上には鍋があった。


奈津美が椀に汁をよそってくれた。


手代木と末永は汁を飲んだ。


二人同時に吐き出した。


「何だこの味は」


「霊力強化汁よ。

悪い物は入ってないから食べなさい」


奈津美は美味しそうに食べていた。


『味音痴』


奈津美が怖い目で睨むので、二人は我慢して食べた。


食事が終わると、二人はまたさっきの続きをやった。
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