開国維新の洋魔戦記
堕天使は三十数人いた。


彼らは一つ一つやっつけていった。


しかし、数が多いこともあって、手代木と末永の霊気が徐々に奪われていった。


奈津美のイタチは堕天使を鋭い牙で噛みきっていた。



奈津美は思った。


『あの二人には実体化の維持は、まだまだ、キツイのね。

憑き神そのものの意志も使わないと、闘うには十分じゃないわね』


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