I'M sorry
「お邪魔しまーす」
「どーぞ」
「は?お前一人暮らし!?」
「え、うん」
「ますます
タメに思えねー(笑)」
「適当に座って
烏龍茶しかないんだけど」
「あ、なんでもいいよ」
お茶を持ってくと
机の上に置いてあった
仕事のノートを勝手にみていた
「お前どんだけ
バイトに力入れてんの?
マジすげーな」
「そんな事ないよ
好きなだけ」
それからバイトの話しとか
優斗とけいたは
幼なじみみたいな関係とか
話した
いつの間にか楽しくなって
けいたの面倒くさい話しとか
二人ですごく盛り上がった
それでその日は解散
だけど次の日から
毎日優斗と
メールをするようになった
休みがかぶった日は
夜電話したりするようになった
役職をもらってる
あたしは忙しい毎日の
息抜きの時間でもあった
優斗は周りとは
ちょっと特別な存在に
自分の中でありつつあった
だけど
好きにならないように
それだけは意識して
接していた