I'M sorry
「なあ璃亜
ホラー見たくね?」
「けいた急にどうしたの?」
「俺さホラー見たくて
でもホラーって
一人で見てもつまんねーぢゃん」
「よくわかんないけど」
「だからホラー
一緒に見ようよ!」
始まったけいたの
いつもの面倒くさいやつ
そこにたまたま
優斗が通りかかった
「けいたなに?」
「なんかけいたが
ホラー見たいんだって
一緒に見てあげてよ」
「ホラー?
別にいいけど
どこで見るんだよ
言っとくけどうちは
無理だからな」
「えー俺の部屋汚いよ」
「確かにけいたの部屋は
尋常なぐらい汚い」
黙って二人の会話を
聞いていると
二人と目が合った
「璃亜家でいいぢゃん!」
「はあ?」
「そうだよ!だって
明日3人ともバイトだし
璃亜家バイト先から
ちけーし!ホラーも見れて
一石二鳥ぢゃあん」
まさかのアイデアに
戸惑う
「いやいや今日は
急だし無理でしょ!!」
「大丈夫!」
「せめて来週にしよう!」
「あ、来週も3人とも
バイトの日あったなあ」
ホラー鑑賞は
来週に決まった
うちに泊まって
次の日バイトに行く事になった
なんか変な事になった(笑)
楽しみなようで
楽しみじゃないような…