暗がりの夜だから


それは、白くまぶしく輝くひとつぶの小さな、オパールだった。

ゆらゆらと小瓶を月明かりに照らし、揺らす。

そのたびにオパールもゆらゆらと揺れ、輝く。

< 69 / 164 >

この作品をシェア

pagetop