天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ
「…………………………あ?」
宜虎の笑いがピタリと止まる。
「何だって?」
「つい最近見かけたんだ、制服姿に和の意匠を凝らした、それはそれは可憐な大和撫子を!ガンカナハの僕が、一目惚れだったよ!だけど僕はこの素顔だろう?迂闊に声をかける事が出来なくて困っていたんだ」
フードの奥でウットリした表情をする金葉。
「名も知らぬ憧れの君…待ってておくれ!きっと僕は勇気を出して迎えに行くよ!」
宜虎の笑いがピタリと止まる。
「何だって?」
「つい最近見かけたんだ、制服姿に和の意匠を凝らした、それはそれは可憐な大和撫子を!ガンカナハの僕が、一目惚れだったよ!だけど僕はこの素顔だろう?迂闊に声をかける事が出来なくて困っていたんだ」
フードの奥でウットリした表情をする金葉。
「名も知らぬ憧れの君…待ってておくれ!きっと僕は勇気を出して迎えに行くよ!」