天神学園高等部の奇怪な面々Ⅹ
「よしっ、ついてきて!」
意気揚々と歩き出す美葉。
「こりゃあそこそこの結果が期待できるかもな」
美葉に続きながら龍太郎が言う。
「うむ、存外にリーダーの資質があるやも知れんな」
頷く皇帝。
「俺はどっちでもいいけどねぇ、生徒会長の恋人が判明してぇ、スクープがモノにできれば文句ないよぉ」
ヴリトラが黒い笑みを浮かべる。
「わしの心の友の美葉が、頼りにならん訳がなかろう。あ奴はやればできる子じゃ」
何故か我が事のように自慢げに語る筱萠。
宜虎が無口なのは、まだ翡翠との一件が頭から離れないので仕方あるまい。
意気揚々と歩き出す美葉。
「こりゃあそこそこの結果が期待できるかもな」
美葉に続きながら龍太郎が言う。
「うむ、存外にリーダーの資質があるやも知れんな」
頷く皇帝。
「俺はどっちでもいいけどねぇ、生徒会長の恋人が判明してぇ、スクープがモノにできれば文句ないよぉ」
ヴリトラが黒い笑みを浮かべる。
「わしの心の友の美葉が、頼りにならん訳がなかろう。あ奴はやればできる子じゃ」
何故か我が事のように自慢げに語る筱萠。
宜虎が無口なのは、まだ翡翠との一件が頭から離れないので仕方あるまい。