ぶらっく!
プロローグ
20XX年。
ここに、悪魔と戦う、組織がいた。
その名は「ぶらっく」全世界で14万人のエクソシストが働いている。
彼らは、一般市民に知られてはならない存在だった。しかし、近代では、悪魔の存在が公になり、ぶらっくの存在が大きく市民に知れ渡ってしまったのだ。だが、彼らはあまり姿を見せない。それは日本支部をあまりにも標高の高い天空の島においてしまったためだった。天空の島へ行く手段はただ一つ。「飛ぶ」ことだ。そんなに簡単に言われても困るだろうが、14万人のエクソシストたちは全員飛べることが出来る。

ここ、日本支部の期待の星、有馬 唯も飛べる一人である。

「闇に潜むは、哀れな魂。光りを浴びればただの砂。あなたに一筋の光を授けましょう?Zum armen Teufel der Zorn des Himmels!」
< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop