L×L
高瀬(たかせ)隼人(はやと)と田原(たはら)翔(しょう)。
どちらもテニス部でカッコイイって有名。
高瀬くんは男子とも女子とも仲がよくて、田原くんはクールで静かってイメージ。
中でも香那が絶賛する矢澤(やざわ)蓮(れん)は学年1のイケメン。
どっちにしろ、その3人とは喋ったことなんてほとんどないけど。
「じゃあ決まりだね。でも、萩原と斎藤(さいとう)だけ?女子1人足りないね」
「あのー…」
まただ。今日はよく引き止められるなぁ…。
「あたしたち女子4人になっちゃって…こっちのグループにいれてくれないかな?」
篠原(しのはら)麻(ま)里奈(りな)。学年でもトップ5のカワイ子ちゃん。
「麻里奈ちゃん。いいよー。こっちも人足りなかったし…」
「じゃあ、女子は萩原と斎藤と篠原ね。俺、申請してくるわ」
高瀬くんは先生に用紙を提出しに行った。
高瀬くんって意外としっかりしてるなぁ…。
「じゃあ、文化祭の展示で何するか決めよっか」
あたしが提案して話し合いが始まった。
途中で高瀬くんも戻ってきて、みんなで話し合った。
「萩原」
「え?何?」
矢澤くんがいきなり話しかけてくるからちょっとびっくり。
「お前、意見出してなくない?何したいの?」
矢澤くんって意外と人のこととかよく見てるのかな…とか少し尊敬。
「えっ。えーっと…。ステンドグラスとか?綺麗だし…」
「あっ、それいーね」
あたしの意見に高瀬くんが食いついた。
「作るのも簡単だし、それでいいんじゃない?」
香那もあたしの意見に賛同してくれて田原くんもうなずいた。
「矢澤くんは何か意見ないの?」
麻里奈ちゃんも意外と人のこと気にするタイプなのかな?
「えー?あぁ…いんじゃね?それで」
「そっか。じゃあ、あたしも」
そんな感じで、あたしたちの文化祭準備は始まった。
どちらもテニス部でカッコイイって有名。
高瀬くんは男子とも女子とも仲がよくて、田原くんはクールで静かってイメージ。
中でも香那が絶賛する矢澤(やざわ)蓮(れん)は学年1のイケメン。
どっちにしろ、その3人とは喋ったことなんてほとんどないけど。
「じゃあ決まりだね。でも、萩原と斎藤(さいとう)だけ?女子1人足りないね」
「あのー…」
まただ。今日はよく引き止められるなぁ…。
「あたしたち女子4人になっちゃって…こっちのグループにいれてくれないかな?」
篠原(しのはら)麻(ま)里奈(りな)。学年でもトップ5のカワイ子ちゃん。
「麻里奈ちゃん。いいよー。こっちも人足りなかったし…」
「じゃあ、女子は萩原と斎藤と篠原ね。俺、申請してくるわ」
高瀬くんは先生に用紙を提出しに行った。
高瀬くんって意外としっかりしてるなぁ…。
「じゃあ、文化祭の展示で何するか決めよっか」
あたしが提案して話し合いが始まった。
途中で高瀬くんも戻ってきて、みんなで話し合った。
「萩原」
「え?何?」
矢澤くんがいきなり話しかけてくるからちょっとびっくり。
「お前、意見出してなくない?何したいの?」
矢澤くんって意外と人のこととかよく見てるのかな…とか少し尊敬。
「えっ。えーっと…。ステンドグラスとか?綺麗だし…」
「あっ、それいーね」
あたしの意見に高瀬くんが食いついた。
「作るのも簡単だし、それでいいんじゃない?」
香那もあたしの意見に賛同してくれて田原くんもうなずいた。
「矢澤くんは何か意見ないの?」
麻里奈ちゃんも意外と人のこと気にするタイプなのかな?
「えー?あぁ…いんじゃね?それで」
「そっか。じゃあ、あたしも」
そんな感じで、あたしたちの文化祭準備は始まった。