俺様彼氏とあたしの関係。
「この部屋酒臭っ!!」



部屋に入ってきた渉君がそう言った。



「渉がなかなか帰ってこないから飲んだんじゃん!!もうクリスマス終わっちゃう~!!」

「ごめん!!あ、これ♪プレゼント♪」

「きゃ~♪渉大好き♪」



そんなやり取りを蓮司と冷めた目で見てた。



「蓮司はあげないの!?」

「お前らが帰ってからな。」

「渉~、エロ兄貴が早く帰れだってぇ~!!帰ろ♪」



そう言って凛と渉君は部屋を出て行った。



「亜香里、目がヤバイ。眠いのか?」

「全然眠くなぁい♪酔ってるだけ♪」



あたしは蓮司の膝の上に頭を置いた。



「どうした?」

「蓮司が帰って来たからうれしいの♪」



蓮司は少し笑ってから頭を撫でてくれた。



幸せ♪



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