俺様彼氏とあたしの関係。
恭一の母親は会社の女社長だって言うのは知ってた。



デカい会社の息子だったのか…。



「金髪娘のせいで、一家全員路頭に迷う?それとも亜香里ちゃんの居場所教える?」



恭一って…。



すげぇな!!



「寮の635。」



寮!?



「山城。お前も来い。」



俺と恭一は山城を引っ張って寮まで走った。



「もう遅いと思うよ…。」



遅いって何が遅いんだよ。



寮についた俺たちは6階を目指す。



エレベーターがなかなかこねぇ…。



「あたしが悪いんじゃない。」

「は?おめぇは黙ってろ!!」



恭一もカナリ怒ってるみたいだ…。



「最中だったらどうしよ♪」



最中!?



「山城、まさか男じゃねぇよな!?」

「さぁね♪行けばわかるしぃ~♪」



亜香里…。



無事でいてくれ!!


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