俺様彼氏とあたしの関係。
「亜香里って警戒心なさ過ぎ。」

「何で!?」

「亜香里からしてみれば出会って2ヶ月の男だぞ?今までデートなんてしたことねぇし。そんな奴の車に乗っちゃっていいの?どこに行くのかも教えられてねぇのに。」



そんな事言われても…。



「蓮司君は悪い人?」

「悪い人だったらどうする?」

「悪い人でもいいもん////」



すると蓮司君はビックリしてこっちを向いた。



「前見てよ!!」

「あっ、わりぃ…」



あたしの気持ち、少しは伝わったかな?



それから蓮司君はあまり喋らなくなった。



あたしは蓮司君を盗み見る。



マツゲ長い。



髪が学校の時とは違う。



蓮司君は何かの香水をつけてて、それが少し懐かしいような、心地いいような…。



そう言えば、あたしはズット疑問に思ってた事があったんだ。



あたしのバックにはプレゼントらしき物が入ってたの。



多分、蓮司君の誕生日プレゼントだと思うんだけど…。



今更渡せないよね…。



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