俺様彼氏とあたしの関係。
【蓮司】



「蓮さん、店はもう大丈夫なんで会場に行ってください!!」

「あ、じゃあそうする!!後ヨロシクね!!鳴瀬、車回して!!」



俺は右腕鳴瀬の隣に乗って会場まで行く。



「おい、蓮。スピーチ大丈夫なんだろうな?今日は大物もくんだぞ。」

「何!?スピーチ…」


やべぇ!!



考えてなかった!!



「ほら。目通しておけ。」

「マジ助かった!!さすが鳴瀬ぇ~♪」



鳴瀬は25歳。
下の名前は不明…。
結構有名な大学を出てるらしい。
俺がいない時とか、経営の事は全部鳴瀬に任せてある。



「鳴瀬、この字、読めない。」

「はぁ!?お前はバカか!!少しは勉強しとけ!!ボケ!!」



頭はいいらしいんだけど、ビジュアルが抜群にいい。



「オーナーのくせに。蓮がそんなにバカだとは思わなかった。本当にバカ。バカ。バカ。」



鳴瀬、厳しいよ…。



ドSだな。



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