俺様彼氏とあたしの関係。
やっと部屋に着きネクタイを緩めながら中に入る。



亜香里は…



いた♪



「蓮君♪」



ソファに座ってた亜香里は、俺を見るなり走って飛びついてきた。



「蓮君って何だよ。」

「スピーチしてる時とか、めっちゃかっこよかったよぉ~♪」



何だか亜香里が酒臭い。



「飲んだのか!?」

「うん♪知らないおじさんにいっぱい飲まされた~♪」

「はぁ!?お前はバカか!?」



本当に危ねぇ奴だな!!



「亜香里、何してんの!?」

「蓮君のネクタイ解いてるの♪」



完全に酔ってる!!



「取り合えず風呂入るか…。」

「イヤ。もうシたい。」



待てよ!!
今ドキッとした!!



「まだダメ。風呂だ。」

「じゃあ連れてって♪」



俺は亜香里を抱っこして浴室に入った。


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