俺様彼氏とあたしの関係。
放課後になり、いつもの様にバイト先へ向かう。



「おはよ~ございまぁす♪」

「滝川さん、おはよう♪」



着替えてから、洗い終わったグラスや、コーヒーカップを棚に並べてると、瀬戸さんがあたしの後ろに立った。



「届く?」

「なんとか…。キャッ!!「危ねっ!!」



ガシャンと言う音と共にあたしは瀬戸さんに引き寄せられて、腕の中にいた。



瀬戸さんはなかなか離そうとしない…。



「大丈夫?」

「はい////」



何であたし赤くなってんの!?



「店長にバレる前に片づけるか♪」



瀬戸さんは優しい…。



あたしは、ほうきとちりとりを持って瀬戸さんの所へ。



2人で割れたカップを片づける。



「小さい子ってカワイイよね。亜香里ちゃんみたいな。守ってあげたくなる。」

「小さくないです////」

「俺が亜香里ちゃんを守ってやりたいんだけど…。」



瀬戸さんが真剣にあたしを見つめる。



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