俺様彼氏とあたしの関係。
【亜香里】



蓮司が怖い…。



鋭い目つきで上から見られてる。



「蓮司?」

「うるせぇ。」



そう言って強引なキス。



今までの優しいキスとは違う。



怒ってるんだ…



それからあっと言う間に蓮司によって上半身を隠す物は何もなくなった。



こんなの蓮司じゃない…



「いっ…」



蓮司があたしの体に吸いつくと、赤い印。



蓮司はあたしの体に刻み込むようにキスマークをつける。



「亜香里は俺のだし。誰にも渡さねぇから…。」

「ん…。」



ごめん…。



「ごめ…んなさ…い…」



涙と一緒に出てきた言葉。



すると蓮司が押さえつけてる腕の力を弱めた。



「何やってんだよ俺…。」



蓮司は悲しそうに呟いた。



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