俺様彼氏とあたしの関係。
「滝川さん、短期間お疲れさま。はい、給料♪いつでも遊びに来るといいよ♪」

「ありがとうございました!!今度はお客さんで来ますから♪」



あたしは最後のバイトを終えてから、制服を着替えた。



瀬戸さんにちゃんと言わなきゃ…。



「亜香里ちゃん、あのさ「やっぱり瀬戸さんとは付き合えません。ごめんなさい…」



あたしは瀬戸さんの目を見て、ちゃんと断った。



「ははっ…。昨日からわかってたんだけどね…。彼があまりにもかっこよすぎるから悔しくて…。」

「瀬戸さんだってカッコイイと思いますよ!?」

「期待させるような事は言わないの!!こう言うときはキッパリ切り捨てなきゃ…。諦められないでしょ?」



そうなんだ…。



切り捨てる。



「じゃあ、瀬戸さんなんて超キライ。勝手にキスとかするし!!あの後大変だったんですから!!蓮の方が断然カッコイイし。でも、好きになってくれて有り難うございました。」

「うん♪彼とお幸せにね…。」



瀬戸さんは少し寂しそうに帰って行った。


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