ハーレム ブラッド
「その辺は大丈夫だ。」


幸大が言う。

「本当に大丈夫かなぁ〜。」

クーニャが言った瞬間。


バコォンッ!


扉が開いて人が吹き飛んだ。


「間宮…」

幸大が言う。




「ったく…

くだらないことしてくれるわね、先輩?」

姫野がビルから出てきて間宮を追い詰めた。

「ひ…ひぃっ!?」


「さて…どうやって落とし前をつけてくれるのかしら?」


「ば…」

「ば?」


「バカめ!

やれ!!」


姫野後ろから二人の男たちがナイフで斬りかかっていた。


ガキィンッ!

「な!?」


「ったく…

手を出すつもりはなかったんだけどな…」


そこには幸大の姿。

幸大の学ランにはナイフは当たっているが貫通どころか刺さってもいなかった。


「ったく…

アマアマにもほどがありますよ。」

ドサッ…

男が倒れる。

「そこが良いところだよねぇ。」

ドサッ…

もう一人も倒れた。

咲子とクーニャが二人の男を後ろから襲い気絶させた。



「て…てめぇ…

やっばり姫野と…」


「何を勘違いしてるか知らないけどぉ〜。

幸大君は私と咲子ちゃんとデートをしてただけだよぉ?」

「幸大さんとデートしてたまたまここを通っただけです。」


咲子とクーニャが言う。
< 115 / 500 >

この作品をシェア

pagetop