ハーレム ブラッド
『それで…
相談って?』
「はい…
今、姫野やクーニャと勉強してるんですが…
二人ともやる気とかがないみたいで…
どうにか勉強させる方法とかはありませんか?」
『そうね…
競争心を煽るのが良いと思うけど…
例えば岡田君が問題を出して榊さんと山下さんに早押しで答えてもらうとか…
英単語や社会の語句。
理科の計算以外の問題でもできると思うけど…』
「確かに…」
『それから…
何かご褒美がもらえるとか…
って言ってもこれは子供以外だと…ねぇ?
その、若さゆえの過ちに繋がったりなんかして…
…。
あぅ…。』
「先生?」
『ひゃうぃや!?
べ、別に何も考えてないわよ!?』
「いえ、その、参考になりました。」
『そう?
なら良いけど…』
「じゃあ、その先生、これで…」
『あ…。
岡田君は…コーヒーと紅茶、どっちが好きかな?』
「え?」
『その土日は…私の家でやりましょう?
さすがに教師が生徒の家に押し掛けるわけにはいかないもの…
それで…岡田君はコーヒーと紅茶、どっちが好きかなって…
あ…コーヒーはインスタントだし、紅茶はティーパックなんだけど…』
「…。
どちらでもいいですよ?」
『でも…』
「先生が淹れてくれるってだけで嬉しいですから。」
『ふぇっ!?
あ…あの…
じゃあ…また明日学校でね!?』
電話が切れた。
相談って?』
「はい…
今、姫野やクーニャと勉強してるんですが…
二人ともやる気とかがないみたいで…
どうにか勉強させる方法とかはありませんか?」
『そうね…
競争心を煽るのが良いと思うけど…
例えば岡田君が問題を出して榊さんと山下さんに早押しで答えてもらうとか…
英単語や社会の語句。
理科の計算以外の問題でもできると思うけど…』
「確かに…」
『それから…
何かご褒美がもらえるとか…
って言ってもこれは子供以外だと…ねぇ?
その、若さゆえの過ちに繋がったりなんかして…
…。
あぅ…。』
「先生?」
『ひゃうぃや!?
べ、別に何も考えてないわよ!?』
「いえ、その、参考になりました。」
『そう?
なら良いけど…』
「じゃあ、その先生、これで…」
『あ…。
岡田君は…コーヒーと紅茶、どっちが好きかな?』
「え?」
『その土日は…私の家でやりましょう?
さすがに教師が生徒の家に押し掛けるわけにはいかないもの…
それで…岡田君はコーヒーと紅茶、どっちが好きかなって…
あ…コーヒーはインスタントだし、紅茶はティーパックなんだけど…』
「…。
どちらでもいいですよ?」
『でも…』
「先生が淹れてくれるってだけで嬉しいですから。」
『ふぇっ!?
あ…あの…
じゃあ…また明日学校でね!?』
電話が切れた。