ハーレム ブラッド

「岡田君は可愛い娘が周りにいるのよね…」

少し寂しそうな桂木。


「その可愛い娘にはもちろん先生も含まれてますよ？」

「岡田君…」

嬉し涙を流す桂木。

「幸大君？


浮気癖があるのかにゃあ〜？」

黄色い瞳、鋭い牙、体に食い込む爪。

「私も最近、先生との仲が良いとは思ってたけど…人間なら許そうかとは思ったわ…

あなたも人間が恋しくなるかと思ってね…」

姫野が言う。

「ですが…先生が吸血鬼である以上…幸大さんにも躾が必要だと思います。」

咲子が言う。

「いや、そんなつもりじゃ…」


ドサッ！


幸大が３人に押し倒される。


「さぁて…

どんなお仕置きが良いかなぁ？」

クーニャが言う。


「女性に押し倒されるというこの状況は男として喜ぶべきか…

人間として助けを求めるべきか…」

「幸大さんとしてどうするか…が重要ですよ？」

咲子が言う。


「取り合えず…手足を縛りましょうか。」

姫野が言う。


「わ、わかった!!

血を吸わせるから！

そろそろ一週間経つし、血がほしいだろ？」


「せこい手を使うわね…」

「幸大君のいけず〜。」

「血がほしいだろなどと…まるで私たちが血に飢えた獣みたいに…」

３人が幸大を解放する。