ハーレム ブラッド

「あの…私もパジャマパーティーってしたことないので、私もやりたいですから。」


沙羅が桂木を慰める。


「ううっ…

沙羅ちゃん！」


がばっ！

桂木が沙羅に抱きつく。


「沙羅ちゃん…ありがと〜」


桂木が言う。


「なんか…沙羅と先生って似た者同士よね。」


姫野が言う。


「お前らは先生と咲子と俺に謝れ！」

幸大が言う。


「さーて、私も一緒に買い物に行こうかにゃ〜」

クーニャがわざとらしく言う。


「では…パジャマパーティーの御菓子は姫野さんとクーニャさんのポケットマネーということで。」

咲子が言う。

「何でそうなるのよ。」

姫野が言う。

「いや、妥当だろ…」

幸大が言う。


「早く行かないと売り切れるモノもありますよ？」

咲子が言う。


「仕方ないわね…」

姫野が渋々言う。

「む〜。

お小遣いが…」

クーニャが言う。



「私も行きたいぞ！」

マリアが言う。

「いいですよ。


幸大さん、マリアさんは私が…」


「そうか？

なんかあったらすぐに連絡しろよ？」


幸大が言う。

「マリアさんの一人くらい簡単に守れますよ。」

咲子が言う。

「マリアだけじゃなく、お前に何かあっても連絡してくれないと心配するだろ。」

「はい…何かあったら、期待してます。」


咲子は珍しくにこやかに笑い出掛けた。