ハーレム ブラッド
夕食時


テーブルには御馳走が並べられた。


「では…沙羅さんとマリアさんがうちに来たので、歓迎会です。


乾杯。」

咲子が言う。

「乾杯。」

姫野が言う。

「かんぱーい!」

クーニャが言う。

「おい…クーニャ!

斜めにしたから中身がこぼれたぞ…」

幸大が言う。

「おおっ…黒いくせに上手いぞ!」

マリアが飲み物を飲んで言う。


「コ◯ラを飲んだのは久し振りです。」

沙羅が言う。


「ところで…俺の箸が無いんだが…」

幸大が言う。


「私の箸があります。」

咲子が言う。

「はい?」

幸大が言う。

「隣に座ってる私が幸大さんに『あーん』をして差し上げます。」

「いや…何で?

そんな恥ずかしいのやってられっか!」


「幸大さん…

桂木先生の唇を奪い押し倒したとか…」

咲子が言う。

「桂木先生…」

幸大が桂木を見る。


「ご…ごめんなさい…」

桂木が言う。

「と言うわけで幸大さんにも罰として皆さんの前で私に『あーん』をされると言う羞恥プレイの刑を執行します。」

「咲子…まじか?」

「マジです。」

「それとも幸大君はクーニャからよく噛んで口移しされる咀嚼プレイが良いのかにゃ?」

クーニャが言う。
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